私は、新卒で外資の総合コンサルに入社し、その後、外資の戦略コンサルに転職しました。
戦略コンサルに転職する際には、広くコンサルティングファームを見たかったので、いくつもの転職エージェントを利用しました。
コンサルに特化した転職エージェントも、一般的な転職エージェントも利用しましたが、その中で特に良かった転職エージェントだけをまとめました。
- コンサル特化型と一般的な転職エージェント比較の違い
- コンサル転職に強い転職エージェントの特徴
- コンサルに転職する際の転職エージェントの選び方
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コンサル特化型転職エージェント一般的な転職エージェントの比較
コンサル転職に利用できる転職エージェント
コンサル転職に利用できる転職エージェントは、以下のように分けられます。
コンサル特化型転職エージェント
- ムービンストラテジックキャリア Consultant転職
- アクシスコンサルティング
- アンテロープ(金融/コンサルティング業界)
- コトラ(金融/コンサルティング業界/エクゼクティブ関連)
コンサル転職に強い転職エージェント
- JACリクルートメント
- ビズリーチ
一般的な転職エージェント
- リクルートエージェント
- doda転職エージェント
- マイナビ転職
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
- type転職エージェント
「ムービンストラテジックキャリア」「アクシスコンサルティング」は、コンサルティング業界に特化している転職エージェントであり、コンサル転職では誰もが使うエージェントです。
また、コンサル転職に強い転職エージェントとして挙げた「JACリクルートメント」「ビズリーチ」は、コンサルティングファームへの転職の際によく活用されています。
コンサル特化型エージェントの強み
コンサル特化型エージェントは、一般的な転職エージェントと比較して、以下のような強みがあります。
- コンサル出身者にキャリア相談が可能
-
- コンサル転職のための職務経歴書の書き方をサポート
-
- コンサル転職の選考対策が充実
このような強みは、コンサルに特化した転職を支援してきたエージェントでないと存在しません。コンサル出身者数人の知見ではなく、転職エージェントとして転職ノウハウを持っているのは、コンサル転職を目指す方に必ず役立ちます。
ここからは、コンサル転職で登録すべきおすすめエージェントを紹介していきます。
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コンサル転職で登録すべきおすすめエージェント
おすすめ1位:アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングをおすすめ1位にした理由は、他の転職エージェントに比べて総合コンサルティングファームに強いからです。特に、アクセンチュアやBIG4という総合コンサル・ITコンサルへの転職実績が多く、2018年度には全転職エージェントの中で入社実績数1位になりました。
私も他のコンサルを見ていたときに担当者にお会いし「コンサルティングファームのパートナークラスとの繋がりが多い」というお話を伺いました。
実際、コンサル転職では最終面接がパートナーということが多いので、この繋がりは魅力的ですね。もし総合コンサルへの転職を考えている場合、まず登録して損はしない転職エージェントと言えるでしょう。
- ”全エージェントの中で1位(2018年度)”の入社実績数
- 転職の際の面接官であるパートナー陣との繋がりが豊富
- コンサルタントのキャリアを熟知
コンサルになりたい人・コンサルから転職したい人の両方を支援しているため、コンサルの先のキャリアも相談可能
コンサルへの転職を考えている人は「戦略コンサルにもチャレンジするけれど、まずは総合コンサルを見よう」と考えることが多いと思います。
実際に私も転職する際は、採用人数が多いから通過しやすいだろうという考えのもと、総合コンサルへの転職を真っ先に考えました。そのときは、アクシスコンサルティングを活用し、コンサルティングファームの採用状況などについて効率的に情報収集ができました。
おすすめ2位:ムービン・ストラテジック・キャリア
ムービン・ストラテジック・キャリアは、コンサル業界では非常に有名な転職エージェントです。
特に他の転職エージェントと比較しても、戦略コンサルティングファームの選考に強く、ムービンを利用したという同期が何人も居ました。また、ムービンのキャリアコンサルタントは、BCG、ローランドベルガー、デロイト、PwC出身者が多く存在し、コンサルへの転職を広くサポートしてくれます。
- コンサル出身のキャリアコンサルタントが多く在籍
- コンサル業界や転職の成功/失敗事例に関する情報が充実
- 国内初のコンサル業界専門の転職エージェントであり実績が豊富
私自身、ムービンに面接対策はお願いしなかったのですが、友人は面接対策もしてもらうことで戦略ファーム複数社から内定を獲得していました。
ムービンは、戦略コンサル転職に向けて本気で準備したい方には非常におすすめです。というのも、戦略コンサルに転職するためには、ムービンから送られてくる参考図書の読破や面接対策に多くの時間が必要となるからです。
コンサル業界における情報も豊富なので、それを見るだけでも十分コンサル転職に役立ちます。
おすすめ3位:JACリクルートメント
JACリクルートメントは、外資系・グローバル企業への転職に強く、外資コンサルティングファームへの転職実績も豊富です。
また、「薦めたい転職エージェントNo.1」という評判で、実際に使った方の94.5%が「友人・知人にも紹介したい」と思うような利用者の満足度の高い転職エージェントになっています。
- コンサルタントが丁寧なため、書類通過率が向上
- 外資系の高年収・ハイキャリア案件が豊富
- 担当コンサルタントが企業に直接交渉可能
- 企業の幹部を呼んだセミナーを定期的に開催
JACリクルートメントには、1,200人以上のキャリアコンサルタントが在籍しており、やり取りの中で書類の書き方や魅力的な自己PRについて教えてくれます。そのため、口コミでも「書類通過率が向上した」という声が上がっていたのでしょう。また、担当コンサルタントが企業に直接交渉可能なため、年収の交渉などもお願いしやすいというのが、他のエージェントと大きく異なっているポイントです。
その他にも、JACリクルートメントは、PwCコンサルティング社やLinkedinなどの優良企業から、パートナーなどを講師として呼んでセミナーを開催しています。このセミナーは、登録しておくだけで案内が来るので、今すぐに転職する気はないけれど、後々、外資系・グローバル企業へ転職したいと考えている方はイベント情報だけでも収集しておくことをおすすめします。
私は今後のキャリアも、外資系・グローバル系を中心に見ていくことにしているので、頻繁にセミナー情報は確認するようにしています。
おすすめ4位:ビズリーチ
ビズリーチは、コンサル特化型の転職エージェントというわけではありません。
しかし、多くのコンサルティングファームは給与が高く、ビズリーチを活用している貴重な人材を求めています。そのため、ビズリーチに登録すると、外資コンサルティングファームの人事から連絡が来たり、ヘッドハンターからポジションの紹介を受けることが可能です。
- 外資コンサルの人事からの連絡により、すぐに面談が可能
- ヘッドハンターから紹介が来るため、探す時間・手間が節約できる
- 外資・日系問わず、広く案件が提示される
ビズリーチは「ハイクラス人材の転職」を歌っており、結構年収が高くないといけないと思われがちですが、最近では年収500万円前後のミドル層への求人も多くなっています。
そのため、ジュニアコンサルタントとしてコンサルへ転職するオファーも来ますので、最初に入力だけ済ませておき、気になった案件だけ活用するのがおすすめです。
私も新卒で外資総合コンサルに入社して1年経った頃から登録しており、頻繁にヘッドハンターの方などから連絡をもらっています。また、気になる業界についても相談できるので、そういう関係を社外に作れたことは非常にメリットが大きかったと言えます。
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コンサル転職に転職エージェントを使ってよかったこと
コンサル転職の際には「ケース問題」や「フェルミ推定」などの面接が実施されます。そのため、自分の経験の棚卸し以外にも、コンサル転職のための準備が必要になります。
そのときに、上記のような転職エージェントを活用すると、自分で対策するよりも時間を短縮して対策ができます。
日常は仕事で忙しく、その合間を縫って転職活動にも力を注がないといけないとなると「いかに効率的に転職活動を進めるか」ということが鍵になってきます。そのときに、コンサル業界に詳しい転職エージェントは非常に助けになるんですね。
キャリアの悩みは1人で考えていてもなかなか解決しないので、もしコンサル業界への転職を考えている方は、1度転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。